531 名前:ほんわか名無しさん[sage] 投稿日:2006/04/04(火) 16:42:14 0
子供の頃の話なんだけど、俺は病院が大嫌いだった、
特に注射が嫌だった、そこの病院(小児科)ではある意味有名人で、
“注射”と言う言葉を聞くだけで、 泣いて叫び病院中を逃げ回りいつも怖い顔の先生や看護婦さんを困らせてた、
そして、注射をするとき怖い顔の先生が両腕を押さえ、 看護婦さんが2人がかりで体を押さえ、
もう一人の看護婦さんがケツにブスッと注射をしていた、
そしていつも看護婦さんにヤクルトをもらってた、 それを俺は小学校3年生ぐらいまでやっていた、
ところが、小学校3年を過ぎた当たりから、 ぱたりと病院には行かなくなった、病気にならなくなったのだ、
高校の時、そこの病院(小児科)の怖い顔の先生が引退したと聞いた、
先生の息子が引き継ぎ小児科から内科に変わった、
そんなある日の冬、何十年ぶりに高熱と風邪にかかった、
土曜だったため何処もやってなかったが、
例の元小児科だけはやっていたためそこに行くことになった、
いざ診察となったら、年老いた先生が見てくれた、そして、
「抵抗力を戻すため“注射”をしましょう」と言われた、
俺は、普通に上着を脱ぎ腕を出したら、先生が一言、
「今日は逃げないの?」と、言われた、
一瞬、訳が分からなかったが、よく見るとその怖い顔の先生だった、
「大丈夫です!!」と答えると、先生は、
「よし!!じゃあ血管注射だ!!」と言ってニコニコしながら準備をした、
もちろん泣かなかった、終わると先生が、
「成長したね、結婚しているの」とか
「来なくなって寂しくなった」とか色々話してくれた、
診察が終わり帰ろうとすると先生が、
「子供ができたら、顔を見せてくれ」
「休みでも見てあげる」と言ってくれた。
そして、ヤクルトをくれて玄関まで見送りに出てくれた、
おれは、先生に一礼して高熱でフラフラしながら帰宅した
この記事へのコメント
いい話だ・・・
Posted by 名無しさん at 2006年04月05日 09:24
好きだなぁこういう話
Posted by 名無しさん at 2006年04月05日 12:07
いい人だな。
Posted by 名無しさん at 2006年04月05日 22:28
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