◆23氏の恋愛物語 その1
80 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 21:37:22
つづき
いた!内山だ。
昨日とは違う勇気を搾り出す。
俺 「うぃーす。おつかれさんでーす!」
空元気を前面に押出して挨拶した。
内山「あ、おつかれー」
・・・普通でした。
あまりに普通だったので、昨日のことは夢で仕切り直しが出来るんじゃないか?
と勘ぐってしまう始末。
しかし、現実は現実。やはり振られたことには違いないわけで・・・。
その後も、今までと同じように接するようにしていた。
おかげで、以前のように 友 達 として話すことが出来た。
内心はすごく複雑だったけど・・・ (´・ω・`)
彼女はどう思っているのだろう?
当時の俺にとっては、難題だった。
女心は今でもわからんが・・・
年末になると、彼女がバイトを辞めることになった。
理由を聞いたら、卒業までゆっくりしたいとのこと。
俺の告白のせいじゃない・・・と思う。
つづく
82 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 21:57:47
つづき
ともあれ、このままでは内山と連絡が取れなくなってしまう。
(携帯も、ポケベルもない時代だったし)
未練たらたらだった俺は、こっそり面接の履歴書を引っ張り出し、
内山の家電番号を調べておいた。
今考えると犯罪だ・・・まあ、時効ってことで。
だけど、それだけじゃ足りないと考え、自分の家電番号とメッセージを書いた紙切れを、
ポシェット型キーホルダーの中に仕込んで、内山のロッカーの鍵の所に引掛けておいた。
それは、内山最後のバイトの日の前日のことだった・・・
メッセージには
「いつでも連絡を下さい。待っています。○○(←俺の苗字)」
と書いて置いた。
今考えるとキモイ・・・('A`)
その後、俺は地方都市の学校に進学が決まり、
内山は・・・進路のことを何も聞いていなかった。_| ̄|○
一人暮らしを始めてしまったため、内山からの連絡はまったく期待できなかった。
(相手の進路を聞いて無い位だから、当然自分の進路も伝えてない訳で・・・)
ヘタレな俺は彼女の自宅に電話を掛ける勇気もなかった。
もはや絶望的状況・・・
つづく
83 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 22:14:35
つづき
それから1年の歳月が流れ・・・
その間、俺は1人の女の子と付き合うことが出来た。
(相手から告白されたのでここでは割愛)
突き合うことはなかったけど・・・_| ̄|○
彼女(当時高校生)にとって遠距離恋愛は重荷だったみたいで、2ヶ月ほどで別れた。
その間も含めて、俺は内山の事を思い出さない日はなかった。
どの女の子と友達になっても、内山ほどの思いを持つには至らなかった。
吹っ切ることが出来ていなかったのだ。
今考えると元カノには随分失礼な事だったと思う。
そんなある日、事件が起きた。
つづく
84 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 22:31:39
つづき
忘れもしない、12月24日・・・皆さんご存知のクリスマスイブの日
その頃、俺はやっぱりファミレスでバイトをしていた。
ファミレスだけあって、クリスマスから正月明けまでは休むことが出来ず、
この日に実家に帰った。もっとも、
トンボがえりで下宿に戻らなくてはならなかったけど。
24日の朝早く(4時ぐらい)に帰ってきてそのまま一眠り・・・
昼ごろ目覚めて、昼飯を食っていたら・・・
母 「あんた、そういえば昨日女の子から電話があったに!」 ←半分怒り口調
俺 「へ?・・・女の子?・・・誰だ?・・・」
心当たりがさっぱりなかった。
俺 「で?なんて言ってたの?」
母 「よくわかんないけど、『一人暮らししてていない』って言ったら、
『じゃあいいです。』って言ってたよ!」 ←やっぱり半分怒り口調
俺 「はぁ?・・・で名前は?」
母 「たしか・・・内山さんって言ってたよ」 ←普通に戻ってたww
つづく
85 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 22:46:58
つづき
俺脳内「なにぃぃぃぃぃぃーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!」
俺脳内「キタ━━(゜∀゜)━( ゜∀)━( ゜)━( )━( )━(゜ )━(∀゜ )━(゜∀゜)━━━!!!!! 」
俺脳内「タ━━━y=ー( ゚д゚)・∵.━━━ン!!」
俺の口「え!?あ・・・心当たりがないなぁ?なんだろ?」
母 「あんた、なんかやましいことしてるんじゃないでしょうね!?」 ←更に怒り口調
俺 「なんだよっやましいことって!!あるわけねーだろ!!!」 ←キレタ
母 「そう?・・・そんならいいけど。変なことしてたらいかんよ」 ←ちょっとおっかなくなったww
俺 「するかっっっっっっっ(怒)!!って変なことって何だよ!!!」
母 「・・・(退散)」 ←にげた
もう、心臓が飛出るかと思うほどの衝撃。びっくらこいただ。
つづく
86 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 23:16:29
つづき
早る気持ちを押えつつ、おふくろが外出した隙を見計らって電話だ!!!
ここで、犯罪まがいの事をして調べた、
内山家の家電番号が役立つ時が来た!!
でもちょっとまてよ・・・自宅から掛けてきたとは限らんぞ・・・
えーい、いちかばちかだ電話してみよう!
もう、内山への告白以来のドキドキですよあんた。
電話「とぅるるるるる・・・とぅるるるるる・・・とぅるるるるる×5」
あれ?誰も出ねー
電話「とぅるるるるる・・・とぅるるるるる・・・とぅるるるるる×5」
おや??
この間がとっても嫌 _| ̄|○
つづく
87 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 23:17:10
つづき
電話「とぅるるるるる・・・がちゃ」
俺 「!!!!!も、もしもしっ」
爺 「もしもし」
俺 「内山さんのお宅ですか?」
爺 「あぁぁ↑?」
俺 「(耳が遠いのか?)あの・・○○と言いますけど利奈さんいらっしゃいますか!?」
爺 「あぁぁ↑?」
俺 「(おいおい)あの・・ 利 奈 さ ん い ら っ し ゃ い ま す か!?」
爺 「おぉ↓!ちょっとまっててくれ。」
俺 「はい。(やっと通じた・・・)」
爺 「おーい!利奈ーー!電話だぞー」 ←受話器塞げよwwじーさんwww
内山「(遠くで)はぁーーい」
俺 「・・・」
内山「もしもしっ」←ちょっと息が切れてた
俺 「も、もしもしっ。○○だけど・・・」
内山「え・・・○○くん!?」
俺 「うん。久しぶりー」
内山「本当に○○くん!?久しぶりー!」
俺 「元気だった?」
内山「元気元気ー!」 ←みょーにテンション高かった
俺 「なんか電話くれたみたいなんだけど、なんかあった?」
内山「あ、うん。○○くんがさ、今年の夏休みにバイトしてたとこ紹介してもらおうと思って・・・」
俺 「え?あそこ?別にいいけど・・・バイトすんの?」
内山「うん。今の仕事は夜暇だしちょっと稼ごうかなーって思って。」
俺 「そっかー今は働いてるんだ。」
つづく
88 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 23:28:33
つづき
内山「あ、うん。○○くんは?
なんかお母さんが『一人暮らししてる』って言ってたけど・・・」
俺 「うん。今、△△(地名)の専門学校に行ってて、そのそばで下宿してるんだ。」
内山「そうなんだぁ。・・・なんか、お母さんに怒られちゃった。」
俺 「!!!ちょ・・・なんて言われた?」
内山「『うちの息子と、どういう関係ですか?』ってw」
俺 「!!!!!!あの馬鹿・・・あとで説教だな。で、なんて答えたの?」
内山「『高校時代のバイト仲間です』って言っといた。」
俺 「なんかごめんなー。おふくろがひどいこといっちゃって。」
内山「いいよいいよ。突然(電話)掛けた私も悪いんだから。」
俺 「ほんとごめんな。・・・で、どうするバイトの話」
内山「お願いしていい?」
ここで勇気を再び・・・
俺 「おっけー。ついでだから、いっしょに店に行ってみる?」
内山「いいの!?」
俺 「別にいいよー。いつにしよっか?」
内山「じゃあ・・・28日の夜はどう?」
俺 「いいよ。何時ごろがいい?」 ←はい。バイトさぼりケテーイ
内山「仕事が終わるのが7時半だから・・・8時でどう?」
俺 「おっけーです。待ち合わせはいつもの所でいい?」
内山「うん。」
俺 「じゃあ車で迎えに行くから。」
内山「うん。って車持ってるの??」
俺 「おんぼろだけどねー。」
内山「すごーい!」
俺 「別にすごくないよ。あんまり期待しんといてね。んじゃその時にまたー。」
内山「うん。じゃ28日ねー。ばいばーい。」
つづく
90 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 23:44:33
つづき
と、こんな感じでぷちデートに持ち込むことに成功。俺GJ
もうキタ━━━━━(゚∀゚)━━━━━!!!!ってな感じ。
舞い上がってた。近年まれにみる喜び。
今、思い出しても人生の中でBest5に入る喜びだった。
早速、帰ってきた母に説教をして、
下宿先に戻り、28日に備えることとなった。
もちろんバイトは無理矢理休みを取ってww
この1年間思い、溜めていたものがすべて花開く感じがした。
だけど、「もう一回告白しよう」とはさすがに考えていなかった。
内山の今の気持ちもわからないし・・・
これ以上の玉砕は結構つらい・・・
立ち直れなくなりそう・・・
だから、せめてこの12月28日から、
高校時代から止まっていた時間を再び動き出させよう。
思いっきり楽しんでもうらおう思っていた。
そして、再び内山に向かって歩き出し、しばらく歩いて、
頃合を見計らって再突撃ーーと考えていた。
(意味不明スマソ)
そして当日
つづく
◆23氏の恋愛物語 その3
この記事へのコメント
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