53 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 21:19:40
高校2年生の夏
俺は、友達Aに誘われてファミレスでバイトすることになった。
その面接に行ったとき・・・
女 「いらっしゃいませ。お二人様ですか?」
俺 「あ・・・いえ、面接に来たんですけど・・・。」
女 「あら・・・そうですか。ちょっとまってて下さいね。」
ってな感じで案内された。
これが彼女との最初の出会いになる。
第一印象は、
かわいい。
オパーイ大きい。
お嬢系?
こんな感じだった。
そもそも、なぜバイトをしようと思ったかと言うと、
か の じ ょ
が欲しかったから。(当然、お金も・・・)
高校はほぼ男子校で、出会いなんて普通に過ごしていると全然ない。
手っ取り早く女の子とお知り合いになるには、
ファミレスのバイトが一番!!と教えられた。(友達Aに)
つづく
55 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 21:24:29
つづき
当時俺は、今で言う所の”キモヲタ”で、中学まではいじめられていた。
同級生の女に「キモイから近寄るな!」と何度言われた事やら・・・(´・ω・`)
いじめられるのは、やはりそれなりの理由がある訳だ。
身だしなみもだめで、フケ症。
一人っ子だったこともあり、かなり自己中でわがままな餓鬼だったと思う。
それで、高校生になった時、
このままの性格ではオニャノコにもてない。
自分の性格を変えよう。
女の子にはやさしくしよう。
身だしなみもキチンとしよう。
オタを隠そう。(女の子の前では)
と、キモヲタなりに頑張ってみた。
言い忘れたが、もちろん、年齢=d(ry
つづく
56 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 21:29:24
つづき
以降 女 ⇒ 内山 利奈 (同い年で、女子高に通っていた。)
内山には当時付き合っている彼氏がいた。
ただ、一緒に働いているだけで十分に分かってしまうほどのDQN彼氏だった。
(彼氏も同じファミレスでバイトしていた。)
浮気・罵る・貢がすなどは日常茶飯事で、ひどい時には殴られていた。
内山が泣いているのも、何度か目撃した。
そんな時に、慰めの言葉を掛けたり、喧嘩の仲裁に入れるような、
イケメンな事が出来なかった俺は、
脳内で練習していた張りぼてのやさしさを使って内山と接していった。
ただし、この時はまだ内山だけでなく、
他の女の子たちにも同じようにしていたと思う。
だれかにフラグが立てばいいなぁって思ってた。
そんなこんなで1年が過ぎ・・・
つづく
57 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 21:40:42
つづき
ある日、バイト中に
内山「今日、学校の遠足だったんだー。」
俺 「へー。楽しかった?」
内山「どっちかというと疲れたかな。
でもねぇ、途中で学校の教室から(バスに向かって)手を振ってくる
男の子の集団がいたんだ。それはおもしろかったなぁ。」
俺 「・・・ごめん。それ俺達」
内山「うそ・・・まじで?」 ← 一瞬、やっちまったと思ったww。
俺 「まじで。クラス全員で手振ってたよ。授業中だったけどwww」
内山「みんな、喜んでたよ!○○高校(←俺が行ってた高校)の人が手を振ってくれたって。」
俺 「それこそ、まじで!?」
内山「まじでww。明日クラスで自慢しよーっと。」
なにを自慢??と思いつつ、なんて切り換えそうか考えていた時に、
内山「あ、そうだ!お土産買ってきてあげたよ。」
俺 「え??お、俺にくれるの????!!!!」← かなりてんぱったww。
内山「うん。ちょっとまっててよ・・・
(更衣室に取に行く)・・・はいどうぞ(はーと」← 俺にはこう思えた _| ̄|○
内山が遠足のお土産を俺にくれた。(ちなみに、猿のピンバッジ)
ほかの男にあげている様子はない。
どう対応していいかさっぱりわからなかったが、めちゃめちゃうれしかった、
俺 「ありがとう。鞄に付けとくよ。( ̄ー ̄)」
と表向きにはカッコつけてたけど、俺脳内では
_ ∩
( ゚∀゚)彡 お土産!お土産!
⊂彡
と小躍りしていた。
女の子にプレゼントもらったの初めてだよママン。
つづく
58 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 21:52:07
つづき
で、それをきっかけに、おれは内山を気にするようになった。
休憩時間を無理やり合わせたり、仕事をするフリをして話しかけに行ったり、
帰りの時間に待っていたり・・・
時々、DQN彼氏の相談に乗るために飯も食いに行けるようにもなった。(´・ω・`)
映画デートもした。これが人生初デートだった。
舞い上がりすぎて何がどうだったかよく覚えていない。 _| ̄|○
ひとつ、よく覚えているのが、
彼女はものすごく”聞き上手”だったこと。
俺のたわいもない話を真剣に聞き、下らない冗談にも付き合ってくれた。
いままでは、女の子と喋っていても3分も続かなかったのに、
内山となら1時間も2時間も平気で話してられる。
俺にとっては初めての感覚だった。
内山と話せば話すほど喋るのが楽しくなって、
それはいつのまにか”好き”という感情に変化していた・・・
つづく
59 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 22:03:03
つづき
このころになると、
内山とDQN彼氏は、くっ付いたり離れたりを繰り返していて、
半ば”腐れ縁”状態になっていた。
内山は別れたがっているのだが、DQN彼氏がそれを許さない。
内山は強く押されると、強く言えない”弱さ”を持っていた。
俺は、そんな内山を見ているのが辛くて、
「俺なら優しくしてあげられるのに」などと強く思うようになり、
その苦しさから開放して上げたい、チャンスを見つけて告白しよう!!と思い始めた。
今思うと、相手にフラグが立ってるかどうか考えてなかったな・・・
つづく
60 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 22:21:07
つづき
高校3年の晩秋
同じバイト仲間がアメリカへ留学する事になった。
彼はその為にバイトしてて、お金が貯まったので決行となったのだった。
俺は彼(イッコ上)と仲が良くて、よく遊びに行ったりしていた。
なので、出発当日には見送る事になっていた。
彼は、バイト仲間の中で彼女を作っていた。
実はその彼女は内山の幼馴染で・・・
まあ、要するに、彼の出発当日に内山も来ていたということ。
俺と内山は新幹線のホームでお見送り。
彼と彼女は空港まで行く。
内山は、幸い(?)DQN彼氏と別れていると聞いていた。
という事は・・・
これはチャーンス!
その後、彼と会うことは一度も無かったが、その彼が残してくれた最後の言葉。
彼 「○○(←俺の苗字)!ちょっと・・・」← 手招き
俺 「何?」
彼 「お前、近いうちに内山ちゃんに告白するっていってたよな?」
俺 「うん。」
彼 「よっしゃ!俺からの餞の言葉だ。
が ん ば れ よ 。今 日」
俺 「おっ、おう。」
実は彼が、このシチュエーションをお膳立てしてくれてたのだ。
それを知った時、ありがたくって涙が出そうになった。
そして彼らを見送った後、俺は内山を家近くまで送る事にした。
その間、俺は「言うぞ!言うぞ!」と脳内で叫んでいた。
別れ際まできて、「ここで言わなきゃいつ言う」と
ありったけの勇気を振り絞り、
ついにあの言葉が俺の口から溢れ出した。
つづく
61 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/02/28(火) 22:35:14
つづき
俺 「う、内山ちゃん。お、俺と付き合ってくれない?」
もう、いっぱいいっぱいでした。
内山「え??・・・んと・・・」
しばしの沈黙。俺には一・二時間に感じた。
俺 「・・・」
内山「・・・ちょっと、考えさせて・・・」
俺 「・・・あ・・・、うん。わかった・・・へ、返事、待ってるから!」
はい、保留。
その日はそのままさよならをして帰宅。
その後2日間の間、脳内で一喜一憂していた。
もし、付き合えたら、あんなことやこんなことやそんなことを・・・グフグフエヘヘッヘフフ
もし、付き合えなかったら、俺はどーなってしまうん? _| ̄|○
などと、輪廻のように繰り返し考えていた。
繰り返し考えていると、どんどんネガになっていってしまうのは毒男の証・・・('A`)
だから、希望が持てる内に返事が聞きたかった。
3日目のバイト終了後、帰り時間を合わせて
店の駐車場片隅で返事を聞いて見ることにした。
いよいよ判決が下される。
俺 「この間の返事、良かったら聞かせて。」
つづく
77 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 21:06:37
つづき
内山「えっと・・・んと・・・」
俺 「・・・」
内山「・・・今は誰かと付き合う事とか考えられないの・・・ごめんなさい。」
俺、頭の中真っ白。
なにかが俺の中で音を立てて崩れていく・・・
そんな中での精一杯の言葉
俺 「・・・あ・・・、あそう。ごめんね、変な事言っちゃって・・・」
内山「ううん。私の方こそごめんなさい。」
俺 「・・・あ、じゃあ今日はありがとう。んじゃ、また明日ねー。」
内山「うん。ばいばーい」
・・・逃げるように帰った。
そう、明日も同じ時間にバイトが入ってる。やっべー、どうしよう・・・
と考えている内に涙が溢れてきた。
つづく
78 名前:23 ◆a8COpnrqTc [sage] 投稿日:2006/03/02(木) 21:20:10
つづき
俺は何をやっているのだろう?
俺は将来女の子と付き合うことなんて出来るのかな?
一生毒男かもしれないな・・・とぐるぐる頭の中を回っていた。
次の日の学校もほとんど手につかなかったような気がする。
鞄についた猿のピンバッジを見ると・・・さらにいろんな思いが込み上げてきた。
バイトもサボろうかと考えていたが、ここでふと
「ひょっとして、内山もバイトに行きづらいんじゃないか?」
「俺がサボったら私のせいだと思うんじゃないか?」 ← 彼女はこんな性格でした。
「気まずいかもしれないけど、今までどうり、なにもなかったように接するべきなんじゃないか?」
と思えてきた。根拠はなかったけど。
今思うと、
自己中な考え方 → 相手の事を思いやる心
と変化させる、いいきっかけだったのかもしれない。
俺は意を決してバイトに向かった・・・
カナーリ凹でたけど。
つづく
◆23氏の恋愛物語 その2
この記事へのコメント
気の利いた餞別ができちゃう彼が素敵ダワー
Posted by 名無しさん at 2007年05月30日 16:41
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Posted by 名無しさん at 2009年07月02日 02:36
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