248 :名無しさん@明日があるさ :2006/02/23(木) 23:10:14
21才の時、山里の温泉旅館で3カ月ほど住み込みのバイトをした。
そういう所に流れてくるのは借金で破産したオーサンや、
DQN夫から逃げてるオバサンだったりするんだけど、
その時一緒に採用されたのは私と同年代くらいの女の子だった。
ある日、食事を一緒にしようと二人で喫茶&レストランの店に入ると、
彼女はテーブルに配膳された料理を真剣な顔で並べ直し、
いきなり「エイ!」「エイ!」と小声で叫びながら割箸で空を切り始めた。
幸い客席に仕切りがあったので他の客には気づかれなかったが、
伝票を持ってきた店員は驚いてかたまっていた。
私が「かわった儀式だね」と笑いながら尋ねると、
「悪霊を飲み込まないよう、お払いをしたんです」みたいな答えが返ってきた。
無口な子で、それが初めて聞いた挨拶以外の言葉だったと思う。
確か血が汚れるから、肌に触れる部分には白いものしか身につけないって聞いた気もする。
その後、たまたま寮への帰り道で出会い、歩きながら山里にきた理由を教えてもらった。
それによると彼女は元看護婦で、医療ミスで患者さんを殺してしまったらしい。
詳しいことは書けないけど、勤務先は民間の小さな病院ではなく、ミスも隠蔽によって(ry
誰かを救うため看護婦になったのが、逆に誰かの命を奪うことになり、
その苦しみから逃れる手段が宗教しかないなんて・・・なんか切なかった。
彼女は1カ月ももたずにクビになってしまい、後で面倒をみていた女中の人から
「○○君(私)と友達になりたいって言ってたわよ」と教えられた。
今じゃ、いつも俯いて前髪で顔を隠してた姿しか覚えていない。
一言、「ぜんぜん汚れてないよ」って言ってあげればよかった。ごめんなさい。
249 :名無しさん@明日があるさ :2006/02/26(日) 17:22:15
後の高見盛である
ワラタ2ッキみたいに一杯コメント来るとイイですネ